近年は、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務やお家時間など家の中で過ごす時間が増えてきました。
家での時間が増えたことで、住宅の快適性について考える人も多くなっています。
とくに日本の夏は年々暑さを増し、冬も寒さが厳しいので暑さと寒さへの対策は重要です。
熱源としてエアコンを使う人も多いと思いますが、実は屋根塗装で節電もできるとご存じでしょうか。
屋根塗装をすることで断熱性が向上でき、節電にも繋がるのです。
そこで、今回は豊島区に屋根リフォームを検討されている方や家の快適性能を向上させたいと考えている方に必見の情報をお届けします。
屋根塗装で断熱性能を高められる?
屋根塗装だけで本当に室内が快適になるのか疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。
結論から言うと屋根塗装で断熱性を高めることが「可能」です。
屋根は常に太陽からの熱を受けているので、家の中で一番熱を受けている場所を言っても過言ではありません。
太陽の熱は屋根を通じて家の中に侵入してくるので、太陽の熱を防ぐことができれば家の中の暑さを防ぐことができます。
反対に、室内の熱も屋根を通じて逃げてしまうので冬場は暖房を入れても室内の熱が逃げてしまい、部屋がなかなか暖まらないなんてこともあります。
住宅リフォームの中でも屋根リフォームは、外から見えにくいところなので後回しにされがちです。
しかし、屋根塗装をしっかりすることで断熱性を高められ、電気代の節約にもなり家の中でも快適な時間を過ごすことができるようになるのです。
遮熱塗料と断熱塗料の違いは?
せっかく屋根リフォームをするなら、断熱性のある塗料にして快適に過ごせるようにしたいですよね。
室内空間を快適にするのに人気がある屋根塗装には「遮熱塗料」と「断熱塗料」があります。
どちらも一見似ているように見えますが、実はそれぞれに特徴と性質があります。
「遮熱塗料」と「断熱塗料」の違いを説明する前に、簡単に太陽からの熱についてご説明します。
太陽の光(太陽光線)には、紫外線(UV)、可視光線、赤外線(IR)の大きく3種類があります。
紫外線はシミを作る肌の天敵なのでみなさんご存じですよね。
可視光線とは、人の目に見える波長で私たちに虹を見せてくれるものです。
そして、赤外線とは熱を発生させるもので屋根からの熱を抑えるには赤外線対策が大切になります。
それでは、あなたに合った塗料を見つけられるように「遮熱塗料」と「断熱塗料」の違いについて説明していきます。
遮熱塗料
「遮熱塗料」とは漢字の通り「熱を遮る」塗料のことです。
先ほどご紹介した通り、熱を発する太陽光は赤外線となります。
赤外線を跳ね返すことによって屋根の表面温度の上昇を防ぎ、室内の温度上昇を防ぐことを目的とした塗料です。
イメージとしては鏡が光を跳ね返すように太陽から注ぐ熱を跳ね返し熱の侵入を防ぎます。
効果としては、屋根の表面温度が一般塗料よりも10~15℃抑えられ、室内温度としては1~5℃も下がるという検証結果もあります。
エアコンの設定温度(冷房)は、1℃上げると約10%の節電になるので電気代節約の効果も期待できます。
遮熱塗料は、熱を防ぐことに重点が置かれているため室内の保温効果はありません。
価格は断熱塗料より安い傾向にあるため、「とにかく、夏の暑さを何とかしたい」という方には遮熱塗料がおすすめです。
断熱塗料
それでは、断熱塗料とはどのようなものなのでしょうか。
遮熱塗料は赤外線を跳ね返すことで室内への熱の侵入を防ぎますが、断熱塗料は塗料(塗膜)に赤外線を溜め込み室内へ熱を伝わりにくくする特徴があります。
断熱塗料は遮熱塗料のように熱を跳ね返す訳ではないため、遮熱塗料よりは熱を侵入させてしまいます。
しかし、反対に冬場は室内の温度を逃がしにくくするためオールシーズンで活躍が期待できます。
沖縄のようにシーズンを通して温暖な気候であれば遮熱塗料の方が向いています。
ただ、豊島区のように夏の暑さは厳しく、冬も寒さ対策が必要な地域であれば断熱塗料の方が1年を通じて効果を発揮してくれるためおすすめです。
また、断熱塗料には家の天敵である結露を防止する効果も期待できます。
結露には温度差が関係しており、室内と室外の温度差が大きいと結露が発生しやすくなります。
断熱塗料を塗った屋根であれば、室内と室外の温度差を小さくしてくれるため結露の発生も抑えてくれるのです。
断熱塗料は遮熱塗料に比べて価格が高いところがデメリットではありますが、耐用年数が15~20年ほどと耐久性にも優れているため検討してみる価値は十分にあります。
屋根塗装で快適な暮らしを送れる?
リフォームの中でも屋根リフォームは「雨漏りさえしなければ…」と案外後回しにされがちです。
しかし、屋根塗装をすることで室内の過ごしやすさに影響を与えるほど重要なリフォームなのです。
とくに夏場は効果を感じられるシーズンになります。
日本の夏は年々暑さを増しており、豊島区の8月の平均最高気温は30℃を超える暑さのため、屋根の断熱をすることで夏場は快適に過ごせるようになるでしょう。
夏場の屋根の表面温度は80℃近くなる家もあると言われています。
屋根に遮熱塗装もしくは断熱塗装をすることで10~15℃ほど屋根の温度上昇を抑えられ、室内温度としては1~5℃下がることもあり電気代の節約には効果を発揮してくれます。
さらに、熱は上昇する性質もあるため屋根に近い階層の部屋は熱の上昇と屋根から伝わる熱のダブルパンチでクーラーをかけても冷えにくい環境となります。
屋根塗装をすることで快適さを手に入れるだけでなく、電気代も節約できるという一石二鳥な生活を送れるようになります。
まとめ
今回は、屋根塗装は断熱性を向上させ、快適な生活を送れるようになることをご紹介しました。
屋根塗装をするだけで快適に過ごせるようになるだけでなく、電気代も抑えられるなんてうれしい話ですよね。
屋根リフォームは案外忘れがちですが、いざ自分でやろうとしても高所作業になるため大変危険です。
そんなときは豊島区で屋根リフォームを専門としている屋根labにお任せください。
屋根labでは屋根塗装の作業だけでなく、あなたの家と目的に合った塗料の紹介も可能です。
豊島区で屋根塗装をお考えの方は、屋根labの屋根塗装で快適でエコな生活を送りましょう。